2024/03/07 10:00
押し花・ドライ加工・プリザーブドフラワー…
実は、アフターブーケとも呼ばれるウエディングブーケや花束などの
「生花の保存加工」にも、様々な加工方法があります。
実は、アフターブーケとも呼ばれるウエディングブーケや花束などの
「生花の保存加工」にも、様々な加工方法があります。
加工方法によって向き・不向きや
加工できる条件があるって知っていましたか?
この記事では、アフターブーケの加工方法の違いについてご説明します!
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押し花・3D押し花
当店でも代表的な加工方法の押し花。
オーソドックスなフラットな押し花も、
よりインテリア性の高い3D押し花も、
どちらも基本的な技法は変わりません。
よりインテリア性の高い3D押し花も、
どちらも基本的な技法は変わりません。
一輪ずつお花を丁寧に解体して、
花びらを一枚ずつ、小さなお花はお花ごと、
丁寧にプレスしてしっかりと乾燥させたものを組み合わせていきます。
花びらを一枚ずつ、小さなお花はお花ごと、
丁寧にプレスしてしっかりと乾燥させたものを組み合わせていきます。
押し花の良いところは、花びらを薄くプレスして乾燥させることで
その他の加工方法に比べて保存性・耐久性が高いこと。
その他の加工方法に比べて保存性・耐久性が高いこと。
そして加工による色の変化も小さいのが特長です。
当店には開業当時に制作した押し花が保管してありますが、
30年近く経っても色鮮やかな美しい姿のままです。
30年近く経っても色鮮やかな美しい姿のままです。
また、ほとんどのお花は一度解体することから、
傷みの少ない花びらだけを選んで組み合わせることができるため、
少し時間が経ったお花でもキレイな仕上がりが期待できます。
傷みの少ない花びらだけを選んで組み合わせることができるため、
少し時間が経ったお花でもキレイな仕上がりが期待できます。
挙式が終わった後、花束を受け取った後、
アフターブーケにするか迷って少し時間が経ってしまったお花に
特におすすめの加工方法です。
アフターブーケにするか迷って少し時間が経ってしまったお花に
特におすすめの加工方法です。
立体的な3D押し花でも厚さ数cmのスリムな仕上がりになり、
壁にかけたり立てかけたりして飾りやすい点もGoodです。
壁にかけたり立てかけたりして飾りやすい点もGoodです。
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ドライ加工(ドライブーケ)
ドライ加工の一番の特長は、
なんといってもお花を立体のまま残せること。
元のお花の形のまま残せるので、
「リアル」に「そのまま」残したい方に人気の加工方法です。
「リアル」に「そのまま」残したい方に人気の加工方法です。
加工前のお花をそのまま加工するので、
お花の変色や、しおれてシワシワになってしまっていたりすると
加工が難しくなってしまうという弱点がありますので、
ドライ加工をご希望の場合は
挙式が終わったらなるべく早く、
お花が元気なうちにお申し込み&お花を送ってくださいね。
お花の変色や、しおれてシワシワになってしまっていたりすると
加工が難しくなってしまうという弱点がありますので、
ドライ加工をご希望の場合は
挙式が終わったらなるべく早く、
お花が元気なうちにお申し込み&お花を送ってくださいね。
また、加工の過程でお花の色が濃くなりやすいのもドライ加工の特長です。
これは乾燥の過程でお花の色素が押し花加工よりもぎゅっと凝縮するためで、
お肌の「ブルベ」「イエベ」のように
お花が本来持つ色が強くなる傾向があります。
お肌の「ブルベ」「イエベ」のように
お花が本来持つ色が強くなる傾向があります。
特に赤バラは元々のお花の色によってはかなり暗い赤になることもあるため、
赤バラでドライ加工を選ぶ場合は朱色に近い明るい赤のバラか、
色の濃いバラなら押し花や3D押し花もぜひご検討ください。
赤バラでドライ加工を選ぶ場合は朱色に近い明るい赤のバラか、
色の濃いバラなら押し花や3D押し花もぜひご検討ください。
立体のため衝撃に弱いところがありますが、
完全に乾燥し、密閉されたドライブーケには
何年経っても「あのときのまま」の美しい姿をずっと楽しめるの魅力がありますよ。
完全に乾燥し、密閉されたドライブーケには
何年経っても「あのときのまま」の美しい姿をずっと楽しめるの魅力がありますよ。
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プリザーブドフラワー加工
「プリザーブドフラワー」の「プリザーブド」とは「Preserved」
つまり「保存されたお花」という意味です。
つまり「保存されたお花」という意味です。
すでにプリザーブド加工されたお花が販売されていて、
プリザーブドフラワーで作られたウエディングブーケや花束、
アレンジメントなどもあります。
プリザーブドフラワーで作られたウエディングブーケや花束、
アレンジメントなどもあります。
プリザーブドフラワーは一般的に、
一度お花の水分と色を抜いてから染料を含んだ保存液に生花を浸すなどしてお花を染色して作ります。
そのため、「青いバラ」のような現実には難しい色も表現できますし、
生花のようなしっとりとした手触りを残し、触れることもできます。
生花のようなしっとりとした手触りを残し、触れることもできます。
ただ、きれいに仕上げるためにはお花の鮮度が何よりも重要になります。
お店で売っているプリザーブドフラワーや、
「プリザーブドフラワーのブーケ」に使われているプリザーブドフラワーは
専門家が咲いたばかりの新鮮なお花で作ったもののためとても美しい姿ですが、
「挙式が終わった後のブーケ」や「贈られた花束」のように、
切り花になってから時間が経ったお花をきれいなプリザーブドフラワーにするのはとても難しいことなのです。
また、その製法上、花びらが薄いお花など
プリザーブドフラワーに加工できない・難しい種類のお花(桜・コスモス・ひまわり・ユリなど)もあります。
プリザーブドフラワーに加工できない・難しい種類のお花(桜・コスモス・ひまわり・ユリなど)もあります。
ドライ加工や押し花と異なり、
密閉しなくても良いためオープンタイプのアレンジも可能ですが、
湿気や直射日光に大変弱いため、寿命が短くなりやすい(数年)という弱点もあります。
もちろん、加工技術やお花の個体差などもありますし、
生花のままよりは長く楽しむことができますが、
湿気の多い日本の気候では、プリザーブドフラワーを美しいまま保つのはなかなか大変なようです。
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密閉しなくても良いためオープンタイプのアレンジも可能ですが、
湿気や直射日光に大変弱いため、寿命が短くなりやすい(数年)という弱点もあります。
もちろん、加工技術やお花の個体差などもありますし、
生花のままよりは長く楽しむことができますが、
湿気の多い日本の気候では、プリザーブドフラワーを美しいまま保つのはなかなか大変なようです。
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これらはあくまでも一般的なプリザーブドフラワー・プリザーブド加工のお話ですが、
当店では、お客様の「残したい」という気持ちにお応えするため、
どんなお花のウエディングブーケや花束でも
少しでも多くの種類のお花を加工できるように、
少しでも永く美しい姿のまま飾っていただけるように、
プリザーブド加工ではなく、
押し花・3D押し花とドライ加工のアフターブーケをご提供させていただいています。